風の入口(正圧)と、その反対側に出口(負圧)を設け、室内に風の通り道をつくると風通しが良くなります。
壁面の窓では、対象となる部屋の床面積の10%程度の面積が必要です。欄間やドアなど室内の開口部の面積は4%程度、風の出口として負圧の効果が強い天窓(トップライト)は3%程度のサイズで効果的な通風が得られます。
滞在時間の長い居室についてそれぞれ開口部の面積を検討しましょう。
換気面積の計算法
窓の面積: S x 1/10
室内開口部: S x 1/25
天窓面積: S x 1/35
(S=検討居室の床面積)
出典: 「蒸暑地版 自立循環型住宅設計ガイ
ドライン」 国土技術政策総合研究所・建築研
究所監修建築観光・省エネルギー機構発行