光と風をコントロールしながら 「省エネ」 「環境性」 「快適性」 を実現する健康的でエコな暮らし。効果的に明るさと風通しを得られる天窓を使えば、屋外へのつながりを持つ健康的な省エネ住宅(低炭素住宅)となり、1年を通して光熱費の節約を実現できます。
太陽光など自然の力を生かす設計手法を日本ではパッシブデザイン(パッシブ設計)と呼んでいます。面白いことに、ヨーロッパでは、熱損失を招く窓が少ない住宅スタイルはパッシブハウス、光と風を採り入れる開口部を積極的に利用しているものはアクティブハウス、と反対の呼び名になっています。
越屋根と呼ばれる通風や換気、煙抜きのために設置された通気用の塔屋のようなもので、寺社※など多くの建築で見られます。両側に開いた開口を風が通り抜けるようになっていて、吹き抜けを通して効果的に排熱を行える機能的な通風塔だったのです。江戸時代以前から存在したようですが、生活スタイルの変化とともに見ることが少なくなった屋根のスタイルです。※相国寺庫裏(くり)が有名 天窓に置き換え、省エネ基準に対応する住宅に。 天窓に置き換えると... ・断熱性能が向上 ・昼光導入が改善 ・建築コストが減少 温度センサー 温度センサーとの連動で、越屋根と同じような通風・排熱効果を、必要なときにだけ利用できます。 壁面サッシの1/3の開口面積で大きな採光+通風効果をもつ天窓を利用することで、冬季の省エネにおいても熱損失を抑える計画が可能です。
Low-E トリプルコーティングで 「暑い!?」 を解消 Low-E トリプルコーティング複層 ガラスの採用で、「サッシと変わらぬ日射侵入量」 を実現。 通風を妨げない純正ブラインドと併用で快適な涼風窓となります。 Low-E トリプルコーティング
エネマネハウス2015 大学と民間企業の連携により、エネルギー、ライフ、アジアを3つのコンセプトに新たな住まい方を提案する5棟のモデルハウスを展示するイベント。2015年第2回大会にて、山口大学が自然採光・自然換気を最大化するため、天窓(トップライト)と窓を自動制御する試みをしています。2016年、三協立山株式会社本社内に移築されました。 エネマネハウス2015 山口大学棟 三協立山株式会社・三協アルミ社ニュース
北欧のゼロエネルギー 2010年デンマークでCOP15がおこなわれて以来、ヨーロッパでは、カーボンニュートラル (CO2総排出量がゼロ、LCCMなどと呼ばれる) に取り組む建築プロジェクトが活発になりつつあります。ベルックスでは実験住宅プロジェクトによって快適性を備えたカーボンニュートラルに取り組んでいます。 Demo buildings photo: Adam Mørk