「Kolonihave(コロニヘーヴ)」 とは、デンマーク語で集合体を意味する 「コロニー」 と、庭を意味する 「へーヴ」 を合わせた造語。デンマーク人なら誰もが知っている、家族が週末に集うための郊外の家庭菜園だ。

このコロニヘーヴの日本での普及に取り組むのが、デンマーク人のイェンス・イェンセン氏。今、神奈川県小田原市で、日本版コロニヘーヴ生活を実践している。

「デンマークのコロニヘーヴには、少なくとも1・2泊はできる40㎡ほどの小屋が併設されます。小田原のコロニヘーヴの小屋は、それと比べればとても小さなものです。でも、 『光と風を感じながら過ごす』 というコンセプトは、本国のものと共有したいと考えました。」
そこで同氏が選んだのが、ベルックスの天窓(トップライト)。そもそもデンマークが発祥の地であるベルックスの天窓(トップライト)は、同国の一般家屋はもちろん、コロニヘーヴの小屋にも多く採用されているのだという。「デンマーク人は、屋根も壁の一部と考えます。だから、屋根に窓を設けることは自然なことなのです。私の実家にも天窓がついていますよ。」

「自然と触れ合う機会が少ない日本の都会暮らしの人々に、デンマーク式ライフスタイルを普及させたい」と語るイェンス氏。そのナチュラルな暮らし方の提案にも、ベルックスの天窓(トップライト)は欠かせないツールとなっている。


photo: 外観: ©ei-publishing、内観: 土井文雄